1. ホーム
  2. 保険料
  3. 新たな制度がつくられた理由

保険料

現役世代の減少に対応します。

高齢者の医療制度を支える現役世代が今後減少していくことに対応しなければなりません。

後期高齢者医療制度がつくられた背景には、「少子高齢化の急速な進展」とそれに伴う、「医療費の増加」があります。

国の推計では、今後人口が減少していく中で、総人口に占める高齢者の割合は年々増加していく傾向にあります。



高齢者の医療制度は、現役世代が支えるしくみになっていますので、今後この世代が減少するために、高齢者も所得に応じて負担することが不可欠になります。


制度ごとにバラバラの保険料を公平にします

2つ目の理由は、制度ごとにバラバラの保険料を公平にするためです。



これまで高齢者の保険料は、制度ごとにバラバラであったうえ、制度によっても負担する人としない人がいました。「国民健康保険」では、世帯主が、世帯員の保険料を負担していた一方、サラリーマンが加入する「被用者保険」では、扶養されている高齢者の負担がないため、負担に格差がありました。

後期高齢者医療制度では、このような負担の格差を見直し、加入者全員が同じ基準で公平に負担するしくみとしました。


保険料について