保険料
新たな制度がつくられた理由
現役世代の減少に対応します。
高齢者の医療制度を支える現役世代が今後減少していくことに対応しなければなりません。
後期高齢者医療制度がつくられた背景には、「少子高齢化の急速な進展」とそれに伴う、「医療費の増加」があります。
国の推計では、今後人口が減少していく中で、総人口に占める高齢者の割合は年々増加していく傾向にあります。
高齢者の医療制度は、現役世代が支えるしくみになっていますので、今後この世代が減少するために、高齢者も所得に応じて負担することが不可欠になります。
制度ごとにバラバラの保険料を公平にします
2つ目の理由は、制度ごとにバラバラの保険料を公平にするためです。
これまで高齢者の保険料は、制度ごとにバラバラであったうえ、制度によっても負担する人としない人がいました。「国民健康保険」では、世帯主が、世帯員の保険料を負担していた一方、サラリーマンが加入する「被用者保険」では、扶養されている高齢者の負担がないため、負担に格差がありました。
後期高齢者医療制度では、このような負担の格差を見直し、加入者全員が同じ基準で公平に負担するしくみとしました。
保険料について
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新たな制度がつくられた理由
負担の格差を見直し、加入者全員が同じ基準で公平に負担するしくみ
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保険料はどのように決まるの?
保険料は、加入者本人の所得によって決まります
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サラリーマンの扶養家族には別に軽減があります
急激な負担増を和らげる仕組みがあります
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加入すると保険料の通知が届きます
加入者は市町村から保険料額が書いてある通知が届きます
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保険料はどのように納めるの?
保険料は原則として特別徴収(年金からの差し引き)でお支払いいただきます
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年金差し引きではない方法で納めたいときはどうするの?
希望により口座振替での納付もできます
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保険料を間違って多く納めたのですが?
お住まいの市町村の通知内容に従って手続きをしてください
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保険料の負担が大変で、納められなくなりそうですが?
納付が困難な場合、市町村窓口にご相談ください
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後期高齢者医療保険料
この制度では、すべての加入者が所得に応じた保険料を負担します
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保険料の財政調整・賦課基準
この制度の保険料のしくみは、法令により全国一律に決められています
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保険料の支払い
保険料の支払い方法は、原則、年金からの差し引き(特別徴収)となります